はじめに
「源泉徴収票にある受給者番号って何のための番号?」
「受給者番号が空欄になっているけれど、このままで問題ないの?」と気になっていませんか。
会社から受け取った源泉徴収票を確認していて、氏名や住所の近くにある受給者番号に数字が入っていなかったり、前年とは違う番号が記載されていたりすると、税金の手続きに影響しないか不安になりますよね。
この記事では、源泉徴収票の受給者番号とは何か、誰が決めるのか、どのような場面で使われるのか、空欄でも問題ないのかまで解説します。
源泉徴収票の受給者番号とは?

源泉徴収票に記載される受給者番号は、勤務先が従業員を区別して管理するために使用する番号です。
ここでは、受給者番号の役割や記載場所、番号の見方について説明します。
受給者番号は勤務先が従業員を管理するための番号
受給者番号は、勤務先が給与計算や源泉徴収票の作成などで、従業員を区別するために設定する管理番号です。
番号の付け方は勤務先によって異なり、従業員ごとに割り当てられている場合は源泉徴収票にも記載されます。
受給者番号は源泉徴収票のどこに記載されている?
受給者番号は、給与所得の源泉徴収票の上部にある「受給者番号」の欄で確認できます。
ただし、勤務先が受給者番号を設定していない場合などは、欄が空白になっていることもあります。
受給者番号の桁数や数字から従業員数は判断できない
受給者番号の数字や桁数から、勤務先の従業員数を判断することはできません。
たとえば「100」と記載されていても、従業員が100人いるという意味ではないため、番号の大きさを従業員数として考えないようにしましょう。
源泉徴収票の受給者番号は何に使われる?
源泉徴収票の受給者番号は、勤務先が従業員ごとの給与情報を整理し、給与支払報告書などを作成・管理するときに使われる番号です。
ここでは、勤務先での具体的な使われ方と、受給者本人が番号を使う必要があるのかを説明します。
受給者番号は給与管理や給与支払報告書の作成・管理に使われる
受給者番号は、勤務先が従業員ごとの給与情報を区別し、管理しやすくするために使われます。
給与支払報告書を作成・管理する際にも、従業員と給与情報を対応させるための管理番号として利用されます。
受給者本人が手続きで使うケースは基本的にない
受給者番号は勤務先が管理のために設定する番号なので、本人が手続きで入力したり申告したりするケースは基本的にありません。
確定申告や転職先への源泉徴収票の提出でも、本人が受給者番号を使って手続きを進める必要はありません。
受給者番号はマイナンバーや雇用保険番号とは違う
源泉徴収票の受給者番号は、マイナンバーや雇用保険番号のように公的な手続きで個人を識別するための番号ではありません。
ここでは、受給者番号を誰が設定するのか、公的な番号とどのように違うのかを説明します。
受給者番号は勤務先が設定する管理番号
受給者番号は、勤務先が従業員ごとの給与情報などを管理するために設定する番号です。
番号の付け方は勤務先によって異なるため、転職すると新しい勤務先で別の番号が設定される場合があります。
受給者番号は公的に個人を識別する番号ではない
受給者番号は、国や自治体が個人を識別するために付与する公的な番号ではありません。
マイナンバーや雇用保険の被保険者番号とは役割が異なり、源泉徴収票に記載されていても、公的な本人確認に使用するものではありません。
「マイナンバーとは違うなら、源泉徴収票にはマイナンバーが記載されるの?」と気になる方は、源泉徴収票におけるマイナンバーの扱いも確認しておきましょう。
▶源泉徴収票にマイナンバーが記載されない理由は?記載ルールを解説
源泉徴収票の受給者番号が空欄・不明でも問題ない?
源泉徴収票を確認したときに受給者番号が空欄だったり、自分の番号が分からなかったりすると、書類として問題がないのか気になることがあります。
ここでは、受給者番号が空欄の場合の考え方と、番号を確認したい場合の対応について説明します。
受給者番号が空欄でも源泉徴収票が無効になるわけではない
受給者番号は勤務先が従業員を管理するための番号なので、源泉徴収票に必ず記載されるとは限りません。
そのため、受給者番号が空欄でも、それだけで源泉徴収票が無効になったり、作り直しが必要になったりするわけではありません。
受給者番号以外にも空欄があり、「この源泉徴収票はそのまま使える?」と不安な場合は、源泉徴収票の記載漏れについて確認しておくと安心です。
▶源泉徴収票に記載漏れがある場合はどうする?確認方法と対処法
受給者番号を確認したい場合は勤務先の給与・人事担当者に聞く
受給者番号を確認する必要がある場合は、源泉徴収票を発行した勤務先の給与・人事担当者へ問い合わせましょう。
退職後であっても、源泉徴収票を発行した勤務先に確認すれば、設定されている受給者番号を確認できます。
まとめ
源泉徴収票の受給者番号は、勤務先が従業員の給与情報などを管理するための番号で、マイナンバーのような公的な個人番号ではありません。
本人が確定申告などで使用するケースは基本的になく、空欄でもそれだけで源泉徴収票が無効になるわけではありません。そのため、受給者番号について必要以上に心配しなくてもよいでしょう。
番号を確認する必要がある場合は、源泉徴収票を発行した勤務先の給与・人事担当者へ問い合わせてみてください。


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