はじめに
「源泉徴収票には退職日が記載されている?」
「退職した日付は源泉徴収票のどこを見れば確認できる?」と迷っていませんか。
退職後に勤務先から源泉徴収票を受け取り、転職先への提出や確定申告のために内容を確認しているものの、どの欄に退職日が書かれているのか分からず迷ってしまうことがありますよね。
この記事では、源泉徴収票に退職日の記載があるのか、どこに何の日付が記載されるのか、記載された日付を確認するときのポイントについて解説します。
源泉徴収票には退職日の記載がある

年の途中で退職した場合、給与所得の源泉徴収票には退職した年月日が記載されます。
ここでは、退職年月日の記載方法や確認する場所、2種類の源泉徴収票の違いについて説明します。
年の途中で退職した場合は「中途就・退職」欄に退職年月日が記載される
年の途中で勤務先を退職した場合、給与所得の源泉徴収票にある「中途就・退職」欄の「退職」に印が付き、退職した年・月・日が記載されます。
源泉徴収票から退職日を確認したいときは、この欄を見てみましょう。
源泉徴収票のどこに退職日が記載されているか確認する
退職日は、給与所得の源泉徴収票の下部にある「中途就・退職」欄で確認できます。
「退職」に印が付いていることを確認したうえで、その横に記載されている年・月・日を確認しましょう。
給与所得と退職所得の源泉徴収票は別の書類
給与や賞与について発行される「給与所得の源泉徴収票」と、退職金について発行される「退職所得の源泉徴収票・特別徴収票」は別の書類です。
退職日を確認するときは、まずどちらの源泉徴収票を見ているのか確かめておくと安心です。
源泉徴収票に記載される退職日はいつの日付?
源泉徴収票に記載される退職日は、会社との雇用関係が終了した日です。
ここでは、源泉徴収票に記載される退職日の考え方を、最終出勤日や最後の給与支給日との違いも含めて説明します。
会社との雇用関係が終了した日が退職日になる
源泉徴収票に記載される退職日は、会社との雇用関係が終了した日です。
たとえば、3月31日を退職日としている場合は、源泉徴収票の「中途就・退職」欄にも3月31日と記載されます。
最終出勤日と退職日が違う場合は退職日が記載される
有給休暇の消化などで最終出勤日と退職日が異なる場合は、最終出勤日ではなく退職日が記載されます。
たとえば、3月20日が最後の出勤日でも、有給休暇を取得して3月31日に退職した場合、記載されるのは3月31日です。
有給消化などで最終出勤日と退職日が異なり、どちらが正式な退職日になるのか迷う場合は、退職日と最終出勤日の違いも確認しておきましょう。
▶退職日と最終出勤日の違いとは?有給消化する場合も解説
最後の給与支給日が退職後でも退職日は変わらない
最後の給与が退職後に支給される場合でも、源泉徴収票の退職日が給与支給日に変わることはありません。
3月31日に退職し、最後の給与が4月25日に支給された場合でも、退職日は3月31日と記載されます。
同じ年に入社して退職した場合の源泉徴収票
同じ年の途中で入社し、その年のうちに退職した場合は、源泉徴収票に記載された就職日と退職日を確認します。
ここでは、同一年内に入社・退職した場合の日付の確認方法と、年をまたいで給与が支給される場合の考え方について説明します。
同一年内に入社・退職した場合は就職日と退職日を確認する
同じ年の途中で入社し、その年のうちに退職した場合は、源泉徴収票の「中途就・退職」欄を確認します。
「就職」と「退職」に記載された年月日を見て、実際の入社日と退職日に間違いがないか確認しておきましょう。
年をまたいで最後の給与が支給される場合は支給年にも注意する
年末に退職し、最後の給与が翌年に支給される場合は、どの年の源泉徴収票に記載されるのかにも注意が必要です。
たとえば、12月に退職して最後の給与が翌年1月に支給される場合は、原則として翌年分の給与として扱われます。
源泉徴収票に退職日の記載がない・間違っている場合
源泉徴収票に退職日の記載がなかったり、実際に退職した日と異なる日付が記載されていたりする場合は、そのままにせず内容を確認しましょう。
ここでは、実際の退職日の確認方法と、源泉徴収票の記載に問題がある場合の対応について説明します。
給与明細や退職証明書などで実際の退職日を確認する
源泉徴収票の退職日が分からない場合や、記載された日付に疑問がある場合は、手元の書類を確認してみましょう。
退職証明書や退職時の書類などと照らし合わせることで、実際の退職日を確認できます。
記載漏れや日付の誤りが疑われる場合は勤務していた会社に確認する
源泉徴収票に退職日の記載がない場合や、実際の退職日と異なっている場合は、発行した勤務先へ確認しましょう。
給与・人事担当者に状況を伝え、記載内容に誤りがないか確認してもらうと安心です。
源泉徴収票の退職日が実際の日付と異なる場合は、ほかの退職書類に記載された日付も確認しておくと安心です。
▶退職日と雇用保険の資格喪失日の違いは?1日ずれる理由を解説
まとめ
源泉徴収票で退職日を確認するときは、「中途就・退職」欄を見てみましょう。
ここには最終出勤日ではなく、会社との雇用関係が終了した日が記載されます。
記載がない場合や実際の退職日と異なる場合は、退職証明書などを確認し、以前の勤務先へ問い合わせておくと安心です。
転職や確定申告で使用する前に、日付に間違いがないか確認しておきましょう。


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