年金手帳を盗まれたらどうする?悪用の可能性とすぐにやるべき対処法

目次

はじめに

「年金手帳を盗まれたけれど、何かに悪用される可能性はあるの?」
「すぐに警察や年金事務所へ連絡したほうがいい?」と不安になっていませんか。

バッグや財布ごと盗難に遭い、年金手帳もなくなっていることに気づくと、基礎年金番号などの情報を使われないか心配になりますよね。

この記事では、年金手帳が盗まれた場合に考えられる悪用の可能性や、盗難に気づいた直後にやること、年金手帳の代わりとなる書類について順を追って説明していきます。

年金手帳を盗まれたら悪用される可能性はある?

年金手帳を盗まれると、「基礎年金番号を使って勝手に手続きされないか」「個人情報から別の被害につながらないか」と不安になりますよね。

ここでは、年金手帳だけでどこまで悪用される可能性があるのか、どのような個人情報が知られるおそれがあるのかを整理します。

年金手帳だけで大きな被害につながる可能性は高くない

年金手帳を盗まれても、それだけで本人になりすまして年金を受け取ったり、重要な手続きを行ったりできるわけではありません。

年金に関する手続きでは本人確認書類などが必要になるため、すぐに大きな被害につながる可能性は高くありませんが、盗難に気づいた場合は放置せず対応しましょう。

基礎年金番号などの個人情報が知られるリスクはある

年金手帳には基礎年金番号や氏名などが記載されているため、盗まれると第三者に個人情報を知られるおそれがあります。

すぐに悪用されるとは限りませんが、基礎年金番号などの情報が流出した可能性を考え、必要な対応を進めることが大切です。

年金手帳を盗まれたときにまずやること

年金手帳を盗まれたことに気づいたら、そのまま様子を見るのではなく、盗難の記録を残し、必要な手続きを確認しましょう。

ここでは、盗難に気づいたあとに行う対応を順番に説明します。

盗難に遭ったら警察に届け出る

年金手帳を盗まれたことに気づいたら、まずは最寄りの警察署や交番へ盗難の届け出をします。

盗まれた日時や場所、年金手帳が入っていた財布やバッグなどの状況を伝え、受理番号など後から確認できる情報も控えておきましょう。

年金事務所などに相談して必要な手続きを確認する

警察へ届け出たあとは、年金事務所などに年金手帳を盗まれたことを伝え、必要な対応を確認します。

基礎年金番号を第三者に知られた可能性があることも伝え、手続きが必要な場合は案内に沿って進めましょう。

ほかの本人確認書類も盗まれた場合は利用停止などの手続きをする

運転免許証やマイナンバーカード、キャッシュカードなども一緒に盗まれた場合は、それぞれの発行元や金融機関へ連絡します。

利用停止ができるものは早めに手続きを行い、その後は案内に沿って再発行などを進めましょう。

盗まれた年金手帳は再発行できる?

年金手帳を盗まれた場合、「同じ年金手帳をもう一度発行してもらえるのか」と気になる人もいるでしょう。

ここでは、盗難後に受け取れる書類と、基礎年金番号通知書の再交付をどこへ申請すればよいのかを説明します。

現在は年金手帳ではなく基礎年金番号通知書が再交付される

年金手帳は2022年4月に廃止されているため、盗難や紛失があっても新しい年金手帳は再発行されません。

基礎年金番号を確認できる書類が必要な場合は、代わりに「基礎年金番号通知書」の再交付を申請できます。

年金手帳の廃止後に何が代わりになるのか、使える書類もあわせて確認しておくと安心です。
▶年金手帳は廃止された?基礎年金番号通知書との違いや代わりになる書類を解説

加入状況によって基礎年金番号通知書の再交付申請先が異なる

基礎年金番号通知書の再交付申請先は、現在加入している年金制度によって異なります。

国民年金第1号被保険者は市区町村役場または年金事務所、厚生年金保険の被保険者は勤務先または年金事務所、第3号被保険者は配偶者の勤務先を通じて手続きを進めます。

年金手帳を盗まれたあとに不審な動きがあった場合の対処

年金手帳を盗まれたあとは、身に覚えのない連絡や年金に関する手続きが発生していないか注意して確認しましょう。

少しでも不審な動きが確認された場合は、年金事務所や内容に応じた関係機関へ早めに相談し、必要な対応を確認します。

身に覚えのない連絡や手続きがないか確認する

年金手帳を盗まれたあとは、身に覚えのない郵便物や電話、年金に関する通知が届いていないか確認します。

不審な連絡があっても、その場で基礎年金番号などを伝えず、相手の名称や連絡内容を記録しておきましょう。

不審な動きがあれば年金事務所や関係機関へ早めに相談する

身に覚えのない年金手続きや不審な連絡があった場合は、年金事務所や関係機関へ早めに相談します。

盗難に遭った時期や不審な連絡の内容などを伝え、必要な対応を確認すると安心です。

まとめ

年金手帳を盗まれた場合は、個人情報を第三者に知られた可能性があるため、まずは警察へ届け出たうえで、年金事務所などに相談しましょう。

現在は年金手帳が廃止されているため、必要な場合は基礎年金番号通知書の再交付を申請します。ほかの本人確認書類なども盗まれている場合は、それぞれの窓口にも早めに連絡しておくと安心です。

盗難後は身に覚えのない通知や連絡にも気を配り、不審な点があれば自分だけで判断せず、年金事務所や関係機関へ相談しながら対応を進めましょう。

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