体調不良で退職したら離職票の退職理由はどうなる?特定理由離職者の判断と書き方を解説

目次

はじめに

「体調不良が理由で退職した場合、離職票には自己都合退職と書かれるの?」
「病気やけがで仕事を続けられなかった場合は、特定理由離職者になる?」と気になっていませんか。

体調が悪化して勤務を続けることが難しくなり退職したものの、会社から届いた離職票を見て、退職理由がどのように扱われるのか分からず迷ってしまうことがありますよね。

この記事では、体調不良で退職した場合の離職票の退職理由や、特定理由離職者と判断される場合の考え方、離職理由を確認するときのポイントを整理します。

体調不良で退職した場合の離職票の退職理由はどうなる?

体調不良を理由に自分から会社を辞めた場合でも、離職票の退職理由が一律に通常の自己都合退職として扱われるとは限りません。病

ここでは、体調不良による退職の離職理由がどのように判断されるのか、特定理由離職者に該当する可能性とあわせて説明します。

体調不良で自分から退職しても離職理由は事情を踏まえて判断される

体調不良を理由に自分から退職した場合でも、本人が退職を申し出たことだけで離職理由が決まるわけではありません。

病気やけがの状態や、仕事を続けることが難しかった事情などを踏まえて判断されるため、離職票の退職理由が実際の経緯と合っているか確認しましょう。

病気やけがが理由なら特定理由離職者に該当する可能性がある

病気やけがによって仕事を続けることが難しくなり、それを理由に退職した場合は、特定理由離職者に該当する可能性があります。

自分から退職を申し出た場合でも、正当な理由のある自己都合退職と認められることがあるため、病気やけがと退職の関係が分かるようにしておくことが大切です。

特定理由離職者になると、失業手当の受給条件や給付制限がどう変わるのか気になる方は、こちらも確認してみてください。
▶特定理由離職者とは?受給条件や失業手当について解説

体調不良だけで自動的に特定理由離職者になるわけではない

離職票などに「体調不良」と記載されていても、それだけで特定理由離職者になるわけではありません。

病気やけがによって仕事を続けることが難しかったかなど、退職時の事情をもとに判断されるため、実際の退職経緯を確認しておきましょう。

体調不良で退職したときの離職票の書き方

体調不良で退職した場合は、離職票の離職理由欄だけでなく、退職に至った具体的な事情をどのように記載するかも確認しておくことが大切です。

ここでは、離職理由欄と具体的事情記載欄の書き方、記載例、準備しておきたい資料について順に説明します。

離職理由欄は実際の退職理由に該当する項目を確認する

離職票の離職理由欄では、会社が選択した項目と実際の退職理由が合っているか確認します。

体調不良で自分から退職した場合も、病気やけがによって仕事を続けることが難しかった事情まで確認し、実際の経緯と異なる場合はそのまま同意せず内容を確認しましょう。

具体的事情記載欄には体調不良で仕事を続けられなかった事情を書く

具体的事情記載欄には、「体調不良のため退職」とだけ書くのではなく、病気やけがによって仕事を続けることが難しくなり、退職に至ったことが分かるように記載します。

事実と異なる内容は加えず、実際の退職経緯に沿って書くことが大切です。

具体的事情記載欄の記載例

具体的事情記載欄には、「体調不良により業務を継続することが困難となったため退職」のように、体調不良と退職の関係が分かるように記載します。

病気やけがが退職の理由であることが伝わるよう、実際の状況に合わせて書きましょう。

診断書など体調不良による退職を確認できる資料を準備する

体調不良によって仕事を続けることが難しかった場合は、医師の診断書など退職時の状態を確認できる資料を準備します。

離職理由の確認を求められたときに提示できるよう、退職前後に受け取った資料は保管しておきましょう。

会社が記載した離職理由と実際の退職理由が違う場合はどうする?

会社が離職票に記載した離職理由と、自分が認識している実際の退職理由が異なる場合は、そのまま受け入れる必要はありません。

ここでは、異議の申し出方から資料の提出、最終的な判断までの流れを説明します。

離職票の内容に納得できない場合は異議があることを申し出る

会社が記載した離職理由と実際の退職理由が異なる場合は、そのまま同意せず、異議があることを申し出ます。

体調不良で仕事を続けることが難しく退職したのであれば、会社の記載と異なる点や退職に至った経緯を具体的に伝えましょう。

体調不良で退職したことを確認できる資料をハローワークへ提出する

離職理由について異議を申し出る場合は、体調不良が退職理由だったことを確認できる資料をハローワークへ提出します。

診断書など、病気やけがによって仕事を続けることが難しかった事情が分かる資料を準備しておきましょう。

最終的な離職理由はハローワークが事実関係を確認して判断する

会社と本人で離職理由についての主張が異なる場合は、会社の記載だけで離職理由が決まるわけではありません。

ハローワークが双方の説明や提出された資料を確認し、退職に至った事情を踏まえて最終的な離職理由を判断します。

離職理由が変わると失業手当をいつから受け取れるのかも変わるため、自己都合退職の給付制限について確認しておくと安心です。
▶自己都合退職の失業保険はいつからもらえる?給付制限や受給期間を解説

体調不良による退職が特定理由離職者と認められるためのポイント

体調不良による退職で特定理由離職者に該当するかどうかは、病気やけががあったという事実だけでなく、それによって仕事を続けることが難しかった事情も判断材料になります。

ここでは、特定理由離職者と判断される際のポイントと、退職前後に確認しておきたい内容を説明します。

病気やけがで仕事を続けることが難しかった事情が判断材料になる

特定理由離職者に該当するかどうかは、病気やけががあったことだけでなく、その状態によって仕事を続けることが難しかったかも判断材料になります。

そのため、体調不良が仕事にどのような影響を与え、退職につながったのかを確認できることが大切です。

退職前の診断書や会社とのやり取りを残しておく

体調不良が原因で退職する場合は、医師の診断書や、会社へ体調について伝えたメール・書面などを残しておきます。

病気やけがによって仕事を続けることが難しかった事情を確認できる資料は、離職理由を確認する際にも役立ちます。

離職票を受け取ったら離職理由と具体的事情の記載を確認する

離職票を受け取ったら、会社が選択した離職理由と具体的事情の記載を確認します。

体調不良で仕事を続けることが難しく退職した場合は、その経緯が記載内容に反映されているかを確認し、実際の退職理由と異なる場合は異議があることを申し出ましょう。

まとめ

体調不良で自分から退職した場合でも、病気やけがで仕事を続けることが難しかった事情があれば、特定理由離職者に該当する可能性があります。

離職票を受け取ったら、記載された離職理由が実際の退職経緯と合っているか確認し、診断書や会社とのやり取りも残しておきましょう。

内容に納得できない場合はそのままにせず、退職時の事情を整理してハローワークへ相談すると安心です。

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