源泉徴収票の見方とは?記載項目と確認ポイントをわかりやすく解説

源泉徴収票を受け取ったものの、
「数字がたくさんあってよく分からない」
「どこを確認すればいいの?」
と感じる方は少なくありません。

源泉徴収票は、税金の計算結果をまとめた書類です。
ポイントを押さえて見れば、確認すべき場所はそれほど多くありません。

この記事では、源泉徴収票の基本的な見方と、必ず確認したいポイントを初心者向けにやさしく解説します。


目次

源泉徴収票とは何のための書類?

源泉徴収票を確認していく中で、「この書類は確定申告ではどう使うのか」「複数ある場合はどうすればいいのか」と疑問に感じる方も多いはずです。特に退職や転職があった年は、注意点を事前に押さえておくことが大切です。

▶ 源泉徴収票が2枚ある場合の確定申告のやり方|合算方法と注意点
同じ年に複数の会社から源泉徴収票を受け取った場合の確定申告方法について、合算の考え方や入力時の注意点を初心者向けに整理して解説しています。

源泉徴収票とは、1年間に会社から支払われた給与と、差し引かれた税金の結果をまとめた書類です。

主に次の目的で使われます。

・年末調整
・確定申告
・転職先での税金手続き

源泉徴収票を見ていると、失業保険の手続きで使う「離職票」と混同してしまう方も少なくありません。ですが、この2つの書類は目的も使い道も大きく異なります。

▶ 離職票と源泉徴収票の違いとは?用途と記載内容をわかりやすく解説
離職票と源泉徴収票の役割の違いについて、提出先や記載内容、金額の考え方を比較しながら分かりやすく解説しています。

失業保険の申請には使いませんが、税金の手続きでは必須の書類です。


源泉徴収票でまず確認すべき3つの項目

源泉徴収票はすべてを理解しなくても問題ありません。
まずは、次の3つを確認しましょう。


支払金額|1年間の給与総額

「支払金額」は、1月〜12月に実際に支払われた給与の合計です。

ポイント
・基本給、残業代、各種手当を含む
・税金や社会保険料が引かれる前の金額

年収の目安になる数字ですが、手取り額ではない点に注意が必要です。


給与所得控除後の金額|税金計算の基準

「給与所得控除後の金額」は、
支払金額から給与所得控除を差し引いたあとの金額です。

この金額をもとに、所得税の計算が行われます。

・支払金額 = そのままの年収
・給与所得控除後の金額 = 税金計算用の金額

と考えると分かりやすいです。


源泉徴収税額|すでに納めた所得税

「源泉徴収税額」は、会社が毎月の給与から天引きして納めた所得税の合計です。

・確定申告で還付されるか
・追加で納税が必要か

を判断する基準になる重要な数字です。


控除欄で確認しておきたいポイント

源泉徴収票には、控除に関する情報も記載されています。

主に次のようなものがあります。

・社会保険料等の金額
・生命保険料控除
・地震保険料控除
・配偶者控除、扶養控除

年末調整で申告した内容が、正しく反映されているかを確認しましょう。


源泉徴収票を見るときの注意点

源泉徴収票を確認する際は、次の点に注意してください。

・退職後に再就職している場合、源泉徴収票が複数あることがある
・金額に明らかな誤りがあれば、会社に修正依頼ができる
・確定申告では、すべての源泉徴収票を合算する必要がある

特に転職・退職があった年は注意が必要です。


離職票との違いに注意

源泉徴収票と混同されやすい書類に「離職票」がありますが、役割はまったく異なります。

・源泉徴収票 → 税金のための書類
・離職票 → 失業保険のための書類

金額が違っていても問題ありません。
それぞれ用途が違うことを理解しておくことが大切です。


まとめ|見るべきポイントを押さえれば難しくない

源泉徴収票は、
すべてを理解しようとしなくても大丈夫です。

まずは
・支払金額
・給与所得控除後の金額
・源泉徴収税額

この3点を押さえるだけで、税金の状況は把握できます。

年末調整や確定申告の前に、落ち着いて確認してみてください。

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