退職後に会社から渡される「離職票」。
名前は聞いたことがあっても、「1と2の違いが分からない」「何に使う書類なのか不安」という方は少なくありません。
離職票は、失業保険(基本手当)を受け取るために欠かせない重要書類です。
この記事では、離職票の基本から、離職票1・離職票2の違いと正しい使い方までを、初めての方にも分かるように整理します。
離職票とは?何のために必要な書類?
離職票とは、正式には
「雇用保険被保険者離職票」と呼ばれる書類です。
この書類は、
- いつ退職したのか
- どの会社で働いていたのか
- 賃金はいくらだったのか
- 退職理由は何か
といった情報を、ハローワークが確認するために使われます。
離職票が必要になる主な場面
離職票が必要になるのは、主に次のような場面です。
- 失業保険(基本手当)を申請するとき
- ハローワークで求職の申し込みをするとき
つまり、
失業保険を受け取る予定がある人にとっては必須の書類という位置づけになります。
離職票1と離職票2の違いとは?

離職票は1枚だけではなく、「離職票1」と「離職票2」の2種類があります。
それぞれ役割が異なるため、違いを押さえておくことが大切です。
離職票1(被保険者用)の役割
離職票1は、本人確認や手続きの基本情報を確認するための書類です。
主に次のような情報が記載されています。
- 氏名
- 生年月日
- 被保険者番号
- 離職年月日
この離職票1は、ハローワークで機械読み取り(OCR)される用紙になっているため、
折り曲げや汚れには特に注意が必要とされています。
離職票2(賃金・退職理由)の役割
離職票2は、失業保険の金額や給付条件を判断するための書類です。
こちらには、
- 退職理由(自己都合・会社都合など)
- 退職前の賃金支払状況
- 働いていた期間
といった、より詳細な内容が記載されています。
失業保険の支給額や給付制限の有無は、
この離職票2の内容をもとに判断されるため、非常に重要な書類です。
離職票はいつ・どこで使う?
離職票の役割や1と2の違いが分かってきたら、次に気になるのは「この書類を使って何をすればいいのか」という点です。全体の流れを先に把握しておくと、手続きで迷いにくくなります。
▶ 失業保険の手続きは何から始める?必要書類と流れをやさしく解説
失業保険の申請を始めるタイミングや、離職票を含む必要書類、ハローワークでの基本的な手続きの流れを初心者向けに整理しています。離職票を受け取った後に何をすればいいかが分かる記事です。
離職票は、ハローワークで失業保険の手続きを行う際に提出します。
提出するタイミング
一般的な流れは次のとおりです。
- 会社から離職票を受け取る
- ハローワークで求職の申し込みをする
- 離職票を提出して失業保険の手続きを進める
このとき、離職票1・2の両方が必要になります。
コピーではなく原本が必要
離職票は、
コピーではなく原本の提出が原則です。
紛失や破損があると、
- 再発行の手続き
- 手続きの遅れ
につながることがあるため、受け取ったら大切に保管しましょう。
離職票の扱いで気をつけたいポイント
離職票は、ただの書類ではなく、公的手続きに使われる重要書類です。
取り扱いにはいくつか注意点があります。
折り曲げ・汚れ・破れに注意する
離職票は公的な手続きに使われる書類のため、内容だけでなく「取り扱い方」も重要になります。特に折り曲げや保管方法については、事前に知っておくと安心です。
▶ 離職票は折り曲げていい?公式ルールと正しい扱い方をやさしく解説
離職票を折り曲げても問題ないケースと注意が必要なケース、厚生労働省の公式ルールをもとに、正しい扱い方を整理しています。提出時のトラブルを防ぎたい方に向けた補足記事です。
特に離職票1は、
- 折り曲げ
- 汚れ
- 破れ
があると、ハローワークでの処理に影響が出ることがあります。
郵送や持ち運びの際は、
- クリアファイルに入れる
- できるだけ折らない
といった工夫をすると安心です。
記載内容に誤りがないか確認する
受け取ったら、必ず次の点を確認しましょう。
- 氏名や生年月日
- 退職日
- 退職理由
もし誤りがある場合は、
早めに会社へ連絡して修正を依頼することが大切です。
まとめ|離職票は1と2の違いを理解して正しく使おう
離職票は、失業保険の手続きを進めるうえで欠かせない書類です。
- 離職票1:本人情報・OCR用紙
- 離職票2:賃金・退職理由の詳細
それぞれ役割が異なるため、
1と2をセットで正しく扱うことが重要になります。
折り曲げや汚れに注意し、内容をしっかり確認したうえで、
ハローワークの手続きを進めていきましょう。


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