源泉徴収票の甲欄・乙欄とは?違いと見分け方をやさしく解説

目次

はじめに(結論)

源泉徴収票の「甲欄・乙欄」は、源泉徴収の計算方法と年末調整の対象かどうかを区別するための重要な区分です。
どちらに該当するかで、税額の計算方法や記載内容が変わるため、正しく理解しておくことが大切です。


源泉徴収票の「甲欄・乙欄」とは何か

甲欄・乙欄が設けられている理由

甲欄・乙欄は、給与から差し引く所得税を正しく計算するために設けられています。
扶養状況や年末調整の有無によって、同じ給与額でも税額が変わるためです。

甲欄・乙欄で何が違うのか

最も大きな違いは、年末調整の対象になるかどうかです。
甲欄は年末調整の対象、乙欄は年末調整の対象外として扱われます。


甲欄とは?対象者と特徴

甲欄が適用される人

甲欄は、主に以下のような人が対象です。
・会社に「扶養控除等申告書」を提出している
・その会社が主な勤務先である
・年末調整を受ける予定がある

甲欄の源泉徴収の特徴

甲欄では、扶養の人数などを考慮した税額表が使われます。
そのため、乙欄と比べて毎月の源泉徴収税額が少なめになるのが一般的です。


乙欄とは?対象者と特徴

乙欄が適用される人

乙欄は、次のようなケースで使われます。
・扶養控除等申告書を提出していない
・副業やアルバイトなど、主な勤務先ではない
・年末調整を行わない給与

乙欄の源泉徴収の特徴

乙欄では、扶養状況を考慮しない税額表が使われます。
そのため、源泉徴収税額が高めに設定されているのが特徴です。
後から確定申告で精算する前提の区分と考えると分かりやすいでしょう。


源泉徴収票で甲欄・乙欄を見分ける方法

源泉徴収票のどこを見ればいい?

源泉徴収票の「摘要」欄や「支払方法」の記載で、甲欄・乙欄が判断できる場合があります。
また、在職中に扶養控除等申告書を提出していたかどうかも判断材料になります。

見分けがつかない場合の確認方法

源泉徴収票だけで判断が難しい場合は、給与明細や会社への確認が確実です。
「この給与は甲欄・乙欄どちらで源泉徴収されていますか」と聞けば、問題なく教えてもらえます。


甲欄・乙欄と年末調整・確定申告の関係

甲欄は年末調整が基本

甲欄で源泉徴収されている給与は、原則として年末調整で税額が確定します。
そのため、確定申告が不要になるケースも多くあります。

乙欄は確定申告が前提

甲欄・乙欄の違いを理解すると、源泉徴収票の記載内容が簡略化される理由や、特定の欄が空欄になる背景も見えてきます。特に、中途退職や年末調整を受けていないケースでは、注意が必要です。

▶ 源泉徴収票の「中途就・退職」欄が空欄になる理由とは?正しい記載ルールと対処法を解説
源泉徴収票の「中途就・退職」欄が空欄になる主な理由や、国税庁の公式ルールに基づく正しい記載方法、空欄でも問題ないケース・確認が必要なケースを整理して解説しています。

乙欄で源泉徴収された給与は、年末調整が行われません。

乙欄で源泉徴収されている場合や、年の途中で退職・転職している場合は、同じ年に複数の源泉徴収票を受け取ることがあります。その場合は、確定申告での扱いを整理しておくことが大切です。

▶ 源泉徴収票が2枚ある場合の確定申告のやり方|合算方法と注意点
同じ年に複数の会社から給与を受け取った場合の源泉徴収票の合算方法や、確定申告で注意すべきポイントをわかりやすく解説しています。乙欄での源泉徴収や中途退職がある人に直結する内容です。


副業や年途中退職などで乙欄が使われている場合は、確定申告で精算する必要があることが一般的です。


まとめ|甲欄・乙欄を知ると源泉徴収票が理解しやすくなる

甲欄・乙欄は、源泉徴収票を読み解くうえでの基本知識です。
どちらに該当するかを理解しておくことで、
・税額が高い・低い理由
・年末調整や確定申告が必要かどうか
を正しく判断できるようになります。

源泉徴収票を見て不安を感じたときは、まず甲欄・乙欄の区分を確認するところから始めてみてください。

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