はじめに
「会社からもらった源泉徴収票に印鑑が押されていないけれど、このまま確定申告に使える?」
「転職先から源泉徴収票の提出を求められたけれど、社印がないと受け取ってもらえない?」と不安になっていませんか。
退職した会社から届いた源泉徴収票を確認したとき、どこにも印鑑がないと、正式な書類として使えるのか気になりますよね。
この記事では、押印されていない源泉徴収票をそのまま使えるケースと、印鑑を求められた場合の対応について、順を追って説明していきます。
押印されてない源泉徴収票でも原則そのまま使える?
会社から受け取った源泉徴収票に会社印や社印が押されていないと、「正式な書類として提出できるの?」と不安になることがあります。
ここでは、源泉徴収票に会社印・社印がなくても原則そのまま使える理由について説明します。
源泉徴収票への会社印・社印の押印は法律上の必須要件ではない
源泉徴収票には、会社印や社印を必ず押さなければならないという法律上の決まりはありません。
そのため、勤務先から受け取った源泉徴収票に押印がなくても、基本的には問題ありません。
押印がないだけで源泉徴収票が無効になるわけではない
会社印や社印がないことだけを理由に、源泉徴収票が無効になるわけではありません。
勤務先から正式に交付されたものであれば、押印がなくても原則としてそのまま使用できます。
押印されてない源泉徴収票は確定申告でも使える
確定申告をするときに源泉徴収票へ会社印や社印が押されていないと、「このまま申告に使って大丈夫?」「会社に押印してもらい直したほうがいい?」と迷うことがあります。
ここでは、押印されていない源泉徴収票を確定申告で扱う場合の考え方について説明します。
確定申告のために会社へ押印を依頼し直す必要はない
源泉徴収票に会社印や社印がなくても、確定申告のためだけに勤務先へ押印を依頼し直す必要はありません。
押印されていない源泉徴収票でも、記載内容を確認しながら確定申告を進められます。
現在は確定申告で源泉徴収票の添付が原則不要
現在は、確定申告書を税務署へ提出する際も、給与所得の源泉徴収票を添付する必要は原則ありません。
源泉徴収票に記載された支払金額や源泉徴収税額などを確認し、その内容を確定申告書へ入力または記載して申告します。
押印されてない源泉徴収票は転職先への提出でも基本的に問題ない
転職先から源泉徴収票の提出を求められたとき、会社印や社印が押されていないと「このまま提出して受け付けてもらえる?」と気になることがあります。
ここでは、転職先へ源泉徴収票を提出するときの押印の扱いについて説明します。
転職先から押印を求められていなければそのまま提出できる
転職先から会社印や社印を求められていなければ、押印のない源泉徴収票でも基本的にそのまま提出できます。
押印がないという理由だけで、前の勤務先へ押印を依頼する必要はありません。
押印が必要と言われた場合は転職先の提出ルールを確認する
転職先から押印を求められた場合は、会社印や社印など、どの印鑑が必要なのかを確認しましょう。
自分で印鑑を押すのではなく、転職先の指定に沿って前の勤務先へ依頼するなど、必要な対応を進めます。
転職先へ源泉徴収票を提出するときに、前職の源泉徴収票をいつまでに提出すればよいのか迷っている方は、こちらも確認しておくと安心です。
▶前職の源泉徴収票はいつまでに提出する?転職後の提出期限と間に合わない場合の対処法
提出先によっては源泉徴収票への押印を求められることがある
源泉徴収票への押印は原則として必須ではありませんが、提出先によっては会社印や社印を求められることがあります。
ここでは、源泉徴収票への押印を求められるケースと確認方法について説明します。
住宅ローンや各種審査では提出先独自のルールを確認する
住宅ローンなどの審査では、提出先によって源泉徴収票への押印を求められる場合があります。
必要書類の案内を確認し、会社印や社印が必要かどうかを確かめてから提出しましょう。
手書きの源泉徴収票は社印を求められる場合がある
手書きの源泉徴収票は、提出先によって社印の押印を求められる場合があります。
提出する前に、社印が必要かどうかを確認しておくと安心です。
押印を指定された場合は発行元の会社へ対応を依頼する
提出先から会社印や社印を指定された場合は、源泉徴収票を発行した会社へ押印を依頼します。
自分で印鑑を押さず、必要な印鑑の種類や条件を会社へ伝えて対応してもらいましょう。
会社へ押印を依頼したものの、源泉徴収票を再発行してもらえない場合の対処法も確認しておくと安心です。
▶源泉徴収票を再発行してもらえないときはどうする?会社への依頼方法と対処法
まとめ
押印されていない源泉徴収票でも、会社印や社印は法律上の必須要件ではないため、原則としてそのまま使用できます。
確定申告や転職先への提出でも、押印がないだけで無効になるわけではありません。
ただし、住宅ローンなどでは提出先のルールによって押印を求められる場合があります。
まずは提出条件を確認し、押印が必要な場合は、自分で押さずに源泉徴収票を発行した会社へ依頼しましょう。

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