はじめに
「離職票を受け取ったけれど、自分で書くところはどこ?」
「離職票-1と離職票-2の両方に記入する欄がある?」と迷っていませんか。
退職後にハローワークで失業手当の手続きをしようとして書類を確認しても、会社が記載した項目と本人が記入する項目が並んでいると、どこまで自分で書けばよいのか分からず迷ってしまいますよね。
この記事では、離職票-1・2のうち自分で書くところや具体的な書き方、離職理由を確認するときのポイントについて、順を追って説明していきます。
離職票で自分が書くところはどこ?

離職票が届いたとき、「どの欄を自分で書けばいい?」「会社が記入している部分にも書き込む必要がある?」と迷うことがあります。
ここでは、離職票のうち本人が書くところと、会社が記入した部分を確認するときのポイントについて説明します。
離職票は会社側が記入した状態で届く
離職票は、会社が退職日や離職理由、賃金などを記入し、ハローワークで手続きをしたあとに本人へ届きます。
そのため、すべての欄を自分で書く必要はなく、まずは会社が記入した内容に間違いがないか確認しましょう。
本人が書くところは「離職票-1」と「離職票-2」にある
本人が記入する欄は、「離職票-1」と「離職票-2」の両方にあります。
「離職票-1」では希望する金融機関などの本人記入欄を確認し、「離職票-2」では会社が記載した離職理由を確認したうえで、本人の判断を記入します。
会社が記入したところは書き直さず内容を確認する
会社が記入した欄に自分の認識と違う内容があっても、自己判断で書き直すのは避けましょう。
離職年月日や賃金、離職理由などに違いがある場合は、ハローワークで事情を伝えて確認してもらいます。
特に離職理由は失業給付に関わるため、内容をしっかり確認しておくことが大切です。
離職票-1で本人が書くところ
離職票-1では、会社が記入した内容を確認したうえで、本人が記入する項目があります。
ここでは、離職票-1で本人が記入する個人番号と振込先金融機関について説明します。
個人番号(マイナンバー)を記入する
離職票-1の個人番号欄には、本人の12桁のマイナンバーを記入します。
マイナンバーカードなどで番号を確認し、数字を間違えないよう、提出前にもう一度見直しておきましょう。
失業手当の振込先となる金融機関を記入する
離職票-1の「求職者給付等払渡希望金融機関指定届」には、失業手当の振込先となる本人名義の口座を記入します。
金融機関名や支店名、口座番号などを通帳やキャッシュカードで確認しながら、間違いのないよう記入しましょう。
離職票-2で本人が書くところ
離職票-2では、会社が記載した離職理由を確認し、その内容に異議があるかどうかを本人が示す欄があります。
ここでは、離職理由の確認から異議の記入、本人の判断欄と署名欄の書き方まで説明します。
会社が記載した離職理由を確認する
離職票-2を受け取ったら、会社が記載した離職理由と実際に退職した経緯を照らし合わせます。
自分の認識と異なる場合は、そのまま「異議なし」とせず、本人記入欄で自分の判断を示しましょう。
離職理由に異議がある場合は具体的な事情を記入する
会社が記載した離職理由と実際の状況が異なる場合は、本人記入欄に退職までの経緯や会社から伝えられた内容などを記入します。
会社側の記載を書き直すのではなく、自分が認識している事実をできるだけ具体的に伝えましょう。
会社都合で退職した場合に、離職理由をどのように書けばよいか迷う方は、具体的な記載方法も確認しておきましょう。
▶会社都合で退職した場合の離職票の書き方は?離職理由の記載例や注意点を解説
離職者本人の判断欄で「異議あり・なし」を選ぶ
会社が記載した離職理由を確認し、実際の退職理由と一致していれば「異議なし」、異なっていれば「異議あり」を選びます。
内容をよく確認したうえで、自分の認識に合わせて選択することが大切です。
離職者本人の署名欄に氏名を記入する
離職理由についての内容を確認したら、離職者本人の署名欄に氏名を記入します。
必要な欄への記入が終わったら、署名の漏れがないかも提出前に確認しておきましょう。
離職票の会社記入欄はどこを確認すればいい?
離職票の会社記入欄は、自分で書き直すのではなく、記載内容に間違いがないか確認することが大切です。
ここでは、会社記入欄で確認しておきたい基本情報と離職理由について説明します。
氏名や離職年月日などの記載内容に間違いがないか確認する
会社記入欄では、氏名や離職年月日などが実際の内容と一致しているか確認します。
漢字や日付に誤りがある場合は、自分で書き直さず、会社やハローワークへ確認しましょう。
実際の退職理由と会社が記載した離職理由が一致しているか確認する
離職票-2では、会社が記載した離職理由と実際に退職した理由が一致しているか確認します。
自分の認識と異なる場合は、そのまま同意せず、本人の判断欄で「異議あり」を選びましょう。
離職票を書くときに迷いやすいポイント
離職票を記入するときは、「会社が書いた離職理由に納得できない場合はどうする?」「書き間違えたら自分で訂正してもいい?」と迷うことがあります。
ここでは、離職理由への異議や書き間違い、書き方が分からない場合の対応について説明します。
会社が書いた離職理由と認識が違う場合はそのまま同意しない
会社が記載した離職理由と自分の認識が異なる場合は、そのまま「異議なし」を選ばないようにしましょう。
「異議あり」を選び、本人記入欄に実際の退職経緯や自分の認識を記載します。
離職理由が会社都合ではなく自己都合と記載されているなど、会社の説明と自分の認識が違う場合は、変更できるケースや手続きも確認しておくと安心です。
▶離職票の退職理由が違うときはどうする?異議がある場合の変更方法を解説
書き間違えた場合は自己判断で修正せずハローワークに確認する
本人記入欄を書き間違えた場合は、自己判断で修正液などを使わず、ハローワークに訂正方法を確認しましょう。
間違えた箇所を伝え、案内された方法に沿って訂正すると安心です。
書き方が分からない欄はハローワークで確認する
書き方が分からない欄がある場合は、推測して記入せず、離職票を持参してハローワークで確認しましょう。
空欄のままでよいか迷った場合も、提出前に確認しておくと安心です。
離職票を書いたらハローワークへ提出する
離職票の本人記入欄を書き終えたら、記入漏れや間違いがないか確認してハローワークへ提出します。
失業手当を申請する場合は、住所を管轄するハローワークで求職の申込みや受給資格の確認など、案内に沿って手続きを進めましょう。
まとめ
離職票を書くときは、会社が記入した内容を確認したうえで、自分が記入する欄を一つずつ埋めていくことが大切です。
特に離職理由は失業手当の手続きにも関わるため、実際の退職経緯と違いがないか落ち着いて確認しましょう。
書き方が分からない場合や会社の記載内容に疑問がある場合は、無理に自分で判断せず、ハローワークへ確認しながら進めれば安心です。
記入が終わったら全体を見直し、必要な書類をそろえてハローワークで手続きを進めましょう。


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